相続放棄したいけど、親の本籍地が分からないケース

相続放棄2

状況

レジェメ笑顔20年以上も会っていない父親が死亡したとの連絡が警察からあり、
その相続人である息子さんから「どんな財産があるのか分からないが、関わりたくないので相続放棄をしたい。」とご相談がありました。

しかし、被相続人である父親の本籍地はどこなのか、いつまでにしなければいけないのか、
相続人は自分以外に誰がいるのかも分からず、どんな手続きをしたらいいのかとお悩みの状況でした。

 

司法書士の提案

相続放棄の場合に、必要な情報として、①被相続人の本籍地、②被相続人の死亡時の住所、
③相続人がいつ相続が発生した事実を知ったのか、といった情報が最低限必要になるのですが、
相続人の皆さまが全てを把握していることは、まれなので、当事務所の戸籍収集チームによる、
相続人の本籍地からさかのぼって調査する方法をご提案しました。

 

結果

戸籍収集チームの調査の結果、本籍地は山梨県、死亡時の住所は青森県との事実が判明しました。

短期間で調査をすることが出来たので、資料も全て整い、遠方の裁判所にも関わらず、
死亡時から3か月以内に相続放棄の申述をすることが出来、無事に相続放棄に成功しました。

長男さんも、疎遠だった父親の相続絡みのトラブルに巻き込まれることなく、ご安心されました。

 

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