相続人の存在が不明、かつ、相続手続き未了時に二次相続が生じたケース

二次相続解決事例

状況

お子様のいらっしゃらないご夫婦のご主人様が亡くなり、その時点で相続人は奥様と
ご主人様のご兄弟6人でした。すぐに相続手続きをすれば良かったのですが、
そのまま放置してしまい10年後に奥様にも相続が発生し、奥様の相続人は、奥様のご兄弟3名でした。ご主人様のご兄弟は亡くなり甥姪たちが相続人と思われるものの、
誰が相続人なのか分からなくなってしまいました。

亡くなったご主人様と奥様の共有名義の土地建物が今もそのまま相模原市内に残っています。
そこにお住まいであった奥様にも相続が発生してしまい、空き家になってしまった不動産の処分に
困った奥様の弟からご相談がございました。できれば、空き家を処分して現金化したいと
考えていらっしゃいました。

 

司法書士からのお手伝い&サポート

レジェメ笑顔

戸籍収集を当センターで代理し、相続人の確定を急ぎました。

相続人は、甥姪や、亡くなったご兄弟の奥様など様々でした。中には、全く交流のない方も
いらっしゃいました。お手紙を一緒に考えて、相続人代表者のお名前でお出ししました。 

遺産分割協議書は、全員分を個別に作成し郵送でのやりとりを致しました。

 

結果

相続人は全部で23人にもなりました。相続人の人数が多かったですが、皆さまが譲歩して下さり、
法定相続の割合にて、遺産分割協議が成立致しました。  

代表相続人の方と協力して手続きを進め、お時間はかかりましたがその後の売却の手続きまで
無事に終わり、空き家問題も解決致しました。

 

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