【相続事例・相模原市】解決事例>疎遠となっていた母親の遺産を受け取りたくない

【相続事例・相模原市】解決事例> 疎遠となっていた母親の遺産を受け取りたくない

お客様のご状況

相模原市にお住まいのU様より、亡くなったお母様の遺産を受け取らなくて済むように手続きがしたいとのご相談をお受けいたしました。

U様のご両親は、U様が幼い頃に離婚されており、U様は親権を持つお父様に引き取られ、父子で協力して生活してこられたそうです。
ご両親の離婚後にお母様とお会いする機会はなく、連絡先も知らない状況でしたが、先日、母方の親族よりお父様のもとに連絡があり、お母様が亡くなられたことを知らされました。

お母様はお父様と離婚されたあと、実家のある福岡県に籍を移し生活を始めてすぐに体調を崩し、長い闘病生活を過ごされていたのですが、先日亡くなられたとのことでした。

U様は幼いころに別れたきりの関係だったので、遺産を相続するつもりはなく放棄したいと親族のかたに要望を伝えたところ、書類を福岡まで取りに来て、自分で家庭裁判所に申し立てしてほしいと連絡を受けたそうです。

都内で仕事をされているU様に、必要な書類を取りに福岡県まで行く時間もなく、手続きする手間もかけたくないと考えられて、専門家に相談できないかと近隣にある司法書士事務所の評判を調べている時に弊所の無料相談を知り、ご相談に来られました。

弊所からのご提案

【相続事例】当事務所からのご提案ご親族のお話では、お母様の住んでおられた福岡県に直接書類を取りにいかなければいけないとのことでしたが、必要な書類に関しては郵送での取得が可能であることをご説明いたしました。
また、家庭裁判所への申し立てに関しても、同じように郵送で可能なため、U様がご自身で手続きされても遠方の裁判所への手続きができることもご説明いたしました。

また、今回のような相続放棄の申し立てには期限があり、相続があることを知ったときから三か月以内に申し立てしなければいけない定めがある旨も合わせてご説明いたしました。

弊所の説明をお聞きになられたU様は、ご自身でも相続放棄の申し立て手続きを行うことができることをご理解されたうえで、申し立て期限までに手続きを順調に進めることは難しそうだと判断されましたので、弊所より『相続放棄安心サポート』をご提案いたしました。

こちらの『相続放棄安心サポート』は、相続手続きを代行し、相続放棄をスムーズに進めるためのサービスです。
相続人が相続を放棄したい場合、家庭裁判所への申立てなど、複雑な手続きが必要です。
このサービスでは、相続放棄の期限内に必要書類の準備、提出、手続きを代行してくれるため、手間や時間をかけずに放棄手続きを行うことができるので、特に忙しい方や遠方に住んでいる方におすすめしております。

結果

お仕事がお忙しく、あまり疎遠となっている母方の親族とも直接連絡を取りたくなかったU様の代わりに、相続放棄の専門家である弊所が手続きを代行したことによって、相続放棄期限である3か月に間に合うよう、迅速に手続きを終えることができました。

特に、母方の親族との連絡も弊所が仲介することで、疎遠となっていた親族との争族を回避することができたことをとても喜んでいただくことができました。

ポイント

1.疎遠だった母からの突然の相続
幼少期に離婚したきり会っていなかった母が亡くなったことを突然知らされたU様は、放棄したいと考えましたが相続手続きのために遠く離れた地まで出向かなくてはいけなくなり途方に暮れました

2.相続放棄の手続きの期限と重要性
相続放棄には、相続を知った日から3か月以内に家庭裁判所へ申立てを行う必要があります。この期限を過ぎると、相続を放棄できなくなる可能性があるため、迅速な対応が求められます。期限内に手続きを完了することができるかが懸念されました。

3.遠隔地でも郵送での手続きが可能
福岡県にある必要書類を直接取りに行かなくても、郵送で書類を取得できることや、家庭裁判所への申立ても郵送で可能である点を専門家から説明を受けました。これにより、遠方に住むU様も負担を軽減することがわかりましたが、今回は時間的な制約があるため、専門家に依頼し、迅速に手続きを完了しました。

専門家による代行サービスが提案され、U様が忙しい中でも相続放棄の手続きをスムーズに進めることができました。特に、親族間の連絡や調整を代行してくれたことで、疎遠な親族との不必要な接触を避けられた点も大きな利点でした。

今回のように疎遠となっていた親族の遺産を受け取りたくないなど、相続を放棄したい理由としては、ほかにもいくつかの状況が考えられます。

・財産より負債が多い
故人の負債が多い場合、相続をするとその返済義務も引き継ぐことになります。そのため、負債を避けるために相続を放棄することがあります。

・感情的な理由
今回のように疎遠な親族との関係が希薄であったり、対立があった場合、相続を希望しないことがあります。

・手続きの煩雑さ
特に疎遠であった場合、相続手続きに対する関心が低く、負担や手間を避けたいと感じることがあります。

相続放棄の手続きは、家庭裁判所への申立てや必要書類の収集など、法的に複雑な作業が伴います。専門家に依頼することで、これらの煩雑な手続きを代行してもらい、書類の不備や期限を過ぎるリスクを防げます。
特に法律や手続きに詳しくない場合、安心して任せられるのが大きなメリットです。
また、相続放棄には短い期限(通常3か月)があり、期限内に全ての書類を揃えて提出する必要があります。
仕事が忙しい人や、遠方に住んでいる場合など、手続きにかかる時間や労力が大きな負担と考えておられるかたは是非、森川司法書士事務所の無料相談をご利用ください。

 

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