【相続事例・相模原市】借金を残して亡くなった父の相続問題をまとめて解決
お客様のご状況
相模原市にお住まいのI様より、先日亡くなったお父様の借金を整理したいとのご相談を受けました。
詳しく現状をお伺いしたところ、お父様は亡くなる数年前から認知症を患っており、夜間にひとりで自宅を出て徘徊し警察に保護されたこともあったそうです。
I様はお父様がひとりで生活するのは困難だと判断し、お父様のお住まいになっていた相模原市にあるマンションで同居してお世話されていました。
お父様の症状が進むにつれ、片時も目が離せない状況になっていき、I様はお仕事を辞めて介護を中心とした生活をされました。苦労も多く、生活にゆとりのない日々を過ごされていたそうです。
日々の生活に追われていた毎日でしたが、お父様が亡くなり、長かった介護生活が終わってほっとしたのもつかの間、気付いてみると各種の税金の支払いが滞っていたり、お父様名義の分譲マンションの管理費や修繕積立金などの支払いを滞納していたことで、差し押さえとなっている状況でした。
お父様の持ち物などの処分などを考えるよりもまずこの現状をどうにかしなければいけないと思われたそうですが、相続や借金の整理などどこからどう手をつければいいのかわからず、途方に暮れて弊社事務所にご連絡下さいました。
弊所からのご提案
I様から現況を詳しくお伺いし、お父様の資産状況や借金関係について確認いたしました。
まず、亡くなったお父様の相続人はI様のほかに妹様がふたりいらっしゃることがわかり、おふたりとも町田市にお住まいのかたで、すでに自立されておられました。
次に借金関係を確認したところ、I様は基本的にご自身の貯金を崩して生活されているので、I様ご自身名義の借金はありませんでした。
税金関係が何種類かと、お父様名義の分譲マンションの固定資産税や管理費、修繕積立金などの未払い金があることがわかり、それらの滞納金の総額が数百万とかなり高額ということで差し押さえされていました。
このまま放置しておくと差し押さえから競売手続きに移行してしまうような差し迫った状況であることが判明いたしました。
I様は介護のためお仕事を辞められているので、そのような高額な滞納金を支払う余裕はありません。
妹様たちにもご来店頂き皆様でご相談したところ、妹様たちにも高額な借金を一括で返済する余裕はないとのお話でした。
妹様たちのご意向をまとめると、お父様の介護をされていたI様にとても感謝されていて、お父様の資産はすべて整理し、残るものがあればI様に相続してもらいたいというものでした。
その旨をI様もご了承されたのですが、税金を長期間放置していたことで、すでにご自宅は差し押さえされており、競売の手続きに入ろうとしている状況であることを心配されておられました。
そこで、手続きを一刻も早く進めるために、相続の手続きとお父様名義の分譲マンションの売却手続きなどをまとめで、弊社が中心となって提携不動産会社と連携して進めることをご提案いたしました。
結果
個人で相続の手続きや不動産の売却手続きを一つ一つ行うとかなりの時間がかかってしまいますが、今回は競売にかけられてしまうかもしれない状況で一刻を争うため、弊社と提携不動産会社と連携し迅速に手続きを進めれるよう協力して対応にあたりました。
その結果、相続の手続きから不動産の売却手続きまでを1か月半で終わらせることができ、お父様名義の㍇は競売にかけられることなく無事に相続手続きを終えることができました。
お父様の借金のことで悩まれていたI様ですが、日々の悩みから解放されたことで前向きにこれからの背人生を考えれるようになったそうで、新しい生活をはじめるために新居にお引越しされたあと、以前お勤めされていた職場に再就職されたそうです。
考えていたよりも早く相続の悩みを解決することができたことと、姉妹間で相続で揉めることなく終えることができたことにとても喜んでいただくことができました。
ポイント
①専門家との連携による迅速な手続き
相続と不動産の売却を迅速に進めるため、司法書士事務所が窓口となり不動産会社と協力しました。この一体となった対応が、複雑な手続きをスムーズにし、大きな時間と労力の節約につながりました。
②競売回避と負債解決の効果的な方法
借金や税金の滞納で不動産が差し押さえられる危機にあったが、専門家の素早い対応で1.5ヶ月で全て解決。この手法により、財産を保全しつつ、経済的な負担を解消することができました。
⓷全面的なサポートによる問題解決
単に法的な手続きに留まらず、負債の解決から生活の立て直しに至るまで、専門家が全面的にサポートすることによって、依頼者は安心してすべてを任せることができ新しい生活をはじめることができました。
弊所は司法書士としての業務だけでなく、さまざまな専門家との窓口となり、問題解決のお手伝いもできます。
今回のI様のような相続問題だけでなく、それに付随する売却や土地の有効活用、ほかにも建物のリフォームなどのご提案も得意としています。
相続手続きのその後についてもお悩みの方は是非弊所にご相談ください。家の迅速な対応で相続手続きと不動産売却を1.5ヶ月で解決し、新生活を始めることができた
解決事例の最新記事
- 【相続事例・相模原市】解決事例>二次相続をしようにも、放置しすぎて役所に対応してもらえない場合
- 【相続事例・町田市】解決事例>妻に全財産を相続させたいという遺言書があった場合
- 【相続事例・相模原市】解決事例>疎遠となっていた母親の遺産を受け取りたくない
- 【相続事例・町田市】解決事例>財産を全て残された夫婦の一方とする自筆証書遺言書を確認してほしい
- 【相続事例・相模原市】解決事例>放置したままの相続手続きを代行してほしい
- 【相続事例・町田市】解決事例> 年の離れた後妻のために生前対策しておきたい
- 【相続事例・相模原市】解決事例> 遺産分割協議がまとまらないので仲介してほしい
- 【相続事例・相模原市】解決事例> 老後の不安を生前対策で住み替えることで解消
- 【相続事例・相模原市】解決事例>子供が遠方に住んでいて相続手続きに協力してもらえない場合
- 【相続事例・町田市】解決事例>未登記のままの自宅の建物が相続の対象になった場合
- 【相続事例・相模原市】解決事例>亡くなっていた弟の不正受給を役所からの督促で知った場合
- 【相続事例・相模原市】解決事例>遺言書を作って相続人ではない甥に相続させたい場合
- 【相続事例・町田市】解決事例>相続人の中にアメリカ在住者がいる場合
- 【相続事例・町田市】解決事例>認知症の母と相続手続きを進めたい場合
- 【相続事例・相模原市】手間をかけずに土地等を売却して現金化したい
- 【相続事例・相模原市】相続人ではないが甥にすべて譲りたい場合
- 【相続事例・相模原市】子なし世帯で相続人が多く高齢の妻には手続きが困難な場合
- 【相続事例・町田市】数々の銀行口座の管理が必要な複雑な相続手続きの場合
- 【相続事例・町田市】故人名義のままだった不動産を売却したい
- 【相続事例・相模原市】長期間放置されていた相続問題を解決
- 【相続事例・相模原市】余命宣告を受けた子が親のためにできること
- 【相続事例・町田市】高齢となった親の財産を効果的に管理する方法
- 【相続事例・町田市】認知症の不安を持つ高齢者夫婦の資産を家族信託で解決
- 【相続事例・町田市】国際結婚で日本国籍ではなくなった相続人がいる場合
- 【相続事例・相模原市】実家の処分も相続手続きも全国対応でまとめて代行
- 【相続事例・相模原市】遠方にある実家の処分や手続きを行う手間も時間もない
- 【相続事例・町田市】高齢となった親の財産管理が心配な場合
- 【相続事例・相模原市】交流の少なかった親族が亡くなった相続の場合
- 【相続事例・町田市】預貯金不足でも土地分筆で相続税の負担を軽減し自宅を維持
- 【相続事例・町田市】解決事例>世話になった非相続人である甥に相続させたい場合
- 【相続事例・町田市】解決事例>遠縁の相続、代襲相続
- 【相模原市緑区・橋本在住】解決事例>遺産承継と売却支援
- 【玉川学園前在住】解決事例>代襲相続で遺産相続
- 【町田在住】解決事例>相続人に認知症の方がいる場合の遺産相続手続き
- 【相模大野在住】相続人ではない、姪に財産を残したい場合
- 【町田市】相続時精算課税制度を利用した『生前贈与』
- 【町田市】相続税申告期限2カ月前のご相談
- 【相模原市在住】預貯金の相続手続きと相続税申告
- 【相模原市/家族信託】将来の実家売却時の認知証対策を検討されている場合
- 土地の分筆後の相続及び売却サポート
- 相続手続き丸ごと代行サービスをご利用のお客さまの解決事例
- 『資産名義変更代行サービス』の解決事例
- 地方の実家の相続手続きと任意後見契約及び財産管理契約
- 町田市の実家の相続手続きをしたい場合
- 地方の実家の相続手続きをまとめて依頼したい場合
- 相続不動産を売却して、相続した負債を支払った場合
- 相続人中に日本国籍離脱者がいる場合
- 自身の将来の財産管理を子供に任せたい場合
- 年老いた両親の財産を適切に管理したい場合
- 死亡後の相続人の手間を減らしてあげたい場合
- 相続人が高齢で相続手続きを放置してしまった場合
- 不動産を売却したいのに相続手続きが終わっていない場合
- 預貯金の口座の数が多く税務申告に必要な資料を集めるのが困難な場合
- 相続人の人数が20名以上で、かつ遠方の場合
- お世話になっている相続人以外の姪に財産を残したい
- 不動産を売却して現金にして相続手続きをしたい場合
- 相続人に意思能力のない方がいる場合
- アメリカ在住の相続人がいる場合
- 相続人以外に財産を残したいので遺言書を作りたい
- 突然の役所からの督促により放棄する財産があることを知ったケース
- 自宅の建物が未登記のまま相続が起こってしまった場合
- 相続人が遠方にお住まいのケース
- 生前対策としての住み替えで、老後の資金を捻出
- 遠方の相続人間の遺産分割協議
- 生前対策でどんなことが出来るのか?
- 何年も前に亡くなっている祖母の相続手続きを代行して欲しい
- 自筆証書遺言書の内容を確認して欲しい
- 遠方でなくなった父親の相続を放棄したい。
- 遺言で全財産を妻に相続させたいが、他にも相続人がいるケース
- 3ヶ月経過後の相続放棄のケース
- 相続人に未成年者が含まれるケース
- 一次相続を放置した結果、二次相続の際に、必要書類が役所から発行されなかったケース
- 住宅ローン完済後も抵当権抹消が未了のまま相続が生じたケース
- 相続人の存在が不明、かつ、相続手続き未了時に二次相続が生じたケース
- 親の急死に伴う相続手続きを相続人間で揉めずに行いたいケース
- 相続手続きが煩雑で、高齢な相続人の負担が大きいケース
- 相続放棄したいけど、親の本籍地が分からないケース
- 相続人が複数の場合に換価分割をしたケース
- 財産が二世帯住宅しかないケース
- 子供のいない夫婦の将来の不安解決のために遺言書を利用したケース
- 平日に手続きを行う時間がないため手続いを任せたいケース
- 相続対策用の建物を建築中に、相続が起こった場合
新着情報・解決事例・お客様の声
- 2024年11月17日解決事例
- 2024年11月7日解決事例
- 2024年10月27日解決事例
- 2024年10月17日解決事例
- 2024年10月7日解決事例
- 2024年9月27日解決事例
- 2024年9月17日解決事例
- 2024年9月7日解決事例
- 2024年9月6日お知らせ
- 2024年8月27日解決事例