【相続事例・町田市】解決事例>相続人の中にアメリカ在住者がいる場合
お客様のご状況
町田市にお住まいのI様より、先日亡くなったお父様の相続手続きについて相談したいと申し出がありました。
I様は三姉妹の長女で、お母様は何年か前にすでに他界されており、お父様も先日亡くなられたため、相続の手続きを行わなければならないのですが、I様は医療従事者でお休みが不定期かつ忙しくされており、なかなか手続きを進める時間をとることができずお困りとのことでした。
三女のH様は相模原市と近くにお住まいなのですが、まだお子様が小さく、日中手が離せないためお手伝いするには難しく、仕事の都合で長くアメリカに住んでいる次女のU様は、手続きのためだけに日本に帰国することはできないとおっしゃっているようです。
金融機関にお父様が亡くなったことを連絡したところ、口座が凍結されてしまい、お父様が亡くなったあといろいろとかかった費用に充てることができず、手続きについての書類が金融機関より送られてきましたが、相続についての詳しい知識もなく、資料自体も多くてI様ひとりでは手に余るため、できれば専門家に手続きを依頼したいのことでした。
弊所からのご提案
I様はじめ、妹様たちも忙しくされていて、専門家による相続手続きの代行をご希望されていたため、『相続手続き丸ごと代行サービス』をご提案いたしました。
こちらのサービスは日頃忙しいかたや、遠方にお住まいのかたにおすすめのプランです。
基本的には財産の調査や名義変更など、相続における法律的なお手続きを弊社で代行するサービスなのですが、次女のU様がアメリカにお住まいということで、必要な書類が一般的な手続きとは異なっているため、専門家が対応することで手続きにおける手間を最小限に軽減することができます。
また、I様はご実家の処分も考えておられて、そちらも弊社に任せてくださるとのご意向がありました。
そこで、弊社が提携している全国に対応している大手不動産仲介会社に協力いただき、I様や妹様たちが実家まで足を運ぶ手間を軽減するよう連携し、ご実家の残置物の撤去や片付け、並びに売却などにも対応できるよう手配し、ご提案いたしました。
結果
お忙しい相続人の皆様のために、相続手続きに必要書類などをわかりやすくご説明したことで、面倒な書類を集める手間が最小限で済んだととても喜んでいただけました。
ご実家の不動産の名義変更手続きをさせて頂き、その後、提携している大手不動産仲介会社の協力のもと、ご実家の整理や片付けから売却手続きまでスムーズに手続きを済ませることができました。
仕事で長らくアメリカにお住まいの次女U様ですが、日本と手続きが多少異なることから少し時間がかかってしまいましたが、無事に手続きを進めることができました。
U様からは、細かなサポートのおかげで無事手続きを終えることができ、ご自身だけではとても無理だったと依頼して良かったとのお言葉をいただくことができました。
ポイント
①アメリカに住む相続人がいる場合の対応
海外に住む相続人がいると、通常の手続きよりも複雑さが増します。次女がアメリカに住んでいるため、彼女が日本に帰国することなく手続きを進める必要がありました。専門家が介入することで、時間とコストを節約し、効率的に手続きを進めることができました。
②相続手続き代行サービスの利点
相続手続き代行サービスを利用することで、法律的な知識がない相続人でもスムーズに手続きを進めることが可能です。専門家が相続に伴うすべての法律手続き、財産の調査、名義変更などを一手に引き受けるので、相続人は自分の日常生活や仕事に集中することができ、時間的、精神的なストレスが大幅に軽減されます。
③相続手続きからの不動産売却までサポート
相続には不動産の処理が伴うことが多く、今回の場合では不動産の名義変更から始まり、清掃、片付け、最終的な売却までが含まれていました。専門家が不動産会社と協力してすべての手続きを管理することで、相続人は不動産の現地への訪問や直接の売却交渉などに時間を費やすことなく、効率的に適切な価格で不動産を売却することができました。
相続手続きにおいて適切な専門家の選定とサービスを利用することはとても重要です。特に国際的な要素が絡む場合、専門的な知識と経験が必須となります。
森川司法書士事務所では、通常の相続業務や登記手続きだけでなく、関係各所との連携により、売却の前提の測量や分筆・合筆については、土地家屋調査士。相続税の申告については税理士。紛争解決のための弁護士等と連携して業務を行っております。さらに売却であれば大手仲介会社。残されたご家族の最後の住まいとして老人ホームをお探しであればその紹介会社などとも連携して相続が原因となって派生する様々な事案に対応が可能です。相続の発生前後にはぜひ森川司法書士事務所の無料相談を下さい。
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