【町田市】相続税申告期限2カ月前のご相談
お客様のご状況
町田市にお住いのA様のお父様は数年前にお亡くなりになっており、数カ月前にお母様もお亡くなりになりました。相続人は、お父様と同居していたA様と相模原市にお住いのB様のお二人でした。お亡くなりになった当初はB様が相続手続きをするとのことで、A様はB様にお任せになっていて特になにもされていなかったとのこと。ただ何カ月たってもB様から相続手続きについての連絡がなかったので、催促してみると多忙の為、まだ相続手続きを何もしていないとのことだったので、慌てて弊所の無料相談にいらっしゃいました。
弊所からのご提案
相続人のお二人にお話を伺うと、相続財産としては、現預貯金3,000万円、ご自宅【町田市玉川学園】4,000万円、有価証券1,000万円、生命保険約1,000万円とのことでした。
相続人2名の場合の基礎控除額(3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の数)が4200万円ですので、間違いなく相続税の申告が必要な状況でした。ただしお亡くなりになってから数カ月放置されていたので、相続税の申告期限まであと2か月弱という状況でした。
相続税の申告に強い提携税理士も同席しての面談でしたので、弊所の『相続手続き丸ごと代行サービス』を利用して最短での相続税申告の資料集めと提携税理士の相続税の申告代理をご提案致しました。
結果
弊所にて資料収集を迅速に対応した結果、相続人調査、相続財産調査、その他申告に必要な資料収集、税理士による土地の相続評価作業をスムーズに実施することができました。相続人間の財産の分割方法については、面談時にほとんど固まっていたことが幸いして、期限内の遺産分割協議の成立が出来、相続税の申告を期間内に無事に行うことができました。
その後の預貯金の解約払戻や、不動産の名義変更、有価証券の移管手続きについては、どうしても役所や、金融機関、証券会社の対応が必要となるので、そこから約2か月ほど掛けて完結することが出来て、相続人の皆様に非常に喜んで頂きました。
ポイント☆☆
相続税の申告期限の相続開始から10カ月までに遺産分割が成立していて、初めて使える税制上の優遇措置がいくつかあります。今回の相続税の申告で、一番大きかったのが相続不動産の土地の『小規模宅地の特例』です。様々な要件がありますが最大で土地の評価が80%減となる特例です。適用要件がクリアになれば、相続財産額の大きな軽減を受けられるので、節税効果も期待できます。
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